白髪ケア 白髪の知識

【妊娠中に白髪染めはしていいの?】美容師がおすすめのヘアカラートリートメントを紹介

*プロモーションを一部含みます。

この記事でわかること

  • 妊娠中のヘアカラーは赤ちゃんに悪影響はない
  • 母体に影響がある可能性があるので注意が必要
  • セルフカラーはやめてほしい!

根元のプリンが気になってきちゃった、、、
妊娠中だけど、ヘアカラーしても大丈夫なのかな?

理解した上で、カラーするなら問題ないと思います!
ただ、注意してほしいこともあるのでまとめますね!

  • 妊娠しているときにカラーすると赤ちゃんに悪影響が出るかも
  • 家から出たくないから、セルフカラーするのはどうなのかな?

など、妊娠中のヘアカラーについてわからないことを美容師目線で解説させていただきます。

結論

気をつけてほしいところはあるが、過度に恐れる必要はない

注意してほしいところはありますし、何も知らないでヘアカラーすることはリスクがあります。

ただ、理解していただいた上でカラーをしてもらうなら過度に恐れることはなく向き合うこともできます!

ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

記事監修者

東海林 卓也
  • 表参道で美容師を10年
  • ヘアケア商品が大好きなヘアケアマニア
  • ”実際に使った商品のみ”をレビュー
  • 価格.comマガジンの公式ライター

※監修者は商品の推薦ではなく、「商品検証」「選び方」について監修しています。
合同会社LICは、日本毛髪科学協会厚生労働省消費者庁の発信する情報を基に、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

結論|妊娠中に美容院で白髪しても赤ちゃんには影響はない

ヘアカラーは胎児に影響がある!という研究結果はない

妊娠中の方が白髪染めやヘアカラー剤を使用したりしても、胎児に直接的な影響はないとされています。

実際に多くの方が、妊娠中でもヘアカラーをしたり白髪染めをしたりしており、特に問題があった事例などは報告されていません。

なので、基本的には安心してカラーを楽しんだり、気になる白髪を染めたりしてもらって大丈夫です。

妊娠中に白髪染めをした場合に、カラー剤の成分などが頭皮から吸収されて赤ちゃんに影響を与える、といったような心配をされる方がいますがご安心ください!

このような、いわゆる経皮毒と呼ばれるような悪影響は特に化学的な根拠がありませんので、胎児への影響は心配ないです。

ヘアカラーが体内に吸収されて、赤ちゃんに悪影響があるって聞いたことあるよ!

心配になる気持ちはわかります!
ただ、生まれてくる子供に害はないと思いますので、ご安心ください!

注意点|母体に影響が出る可能性があるので、ヘアカラーはおすすめしない

  • カラー剤に反応して、肌が荒れることがある
  • 美容院の薬剤の匂いで体調を崩す恐れがある
  • 長時間座ったり、移動がある

赤ちゃんは問題ないですが、お母さんは気をつけないといけないことがあります

注意点①|カラー剤に反応して、肌が荒れることがある

妊娠中は肌質が変わる

妊娠している方の8割は肌質が変化すると言われています。

妊娠中はホルモンバランスが変化するので、それに伴って肌質が変化します。

  • 肌荒れや肌の乾燥といった肌トラブル
  • 敏感肌になったりシミができやすくなる

変化は人によって様々ですが、悩みを抱える人は多いです。

妊娠前はなんともなかったカラー剤を使用しても、妊娠中に使用すると肌荒れなど何らかのトラブルが起こることがあります。

いつもはカラーが荒れない人でも、ホルモンバランスが変わることによりトラブルに繋がるには気をつけないといけないのね

妊娠中の肌質の変化には十分に注意してください

注意点②|美容院の薬剤の匂いで体調を崩す恐れがある

妊娠中は匂いに敏感になるので、美容院の匂いが不快に感じることもある

妊娠中は匂いに敏感になり、前は気にならなかった匂いで不快感を感じることがあります。

また匂いが原因となるつわりは匂いつわりと呼ばれ、その原因には美容院の薬剤の匂いなども含まれ、カラー剤の匂いでつわりの症状になる可能性があります。

シャンプーやアロマなど、本来は良い香りであるはずのものであっても、妊娠中はそれが原因で不快になったり、つわりの症状になることがありますので、十分に注意してください。

妊娠中は繊細ってことは覚えておかないとね

注意点③|長時間座ったり、移動がある

妊娠中は肌質が変わる

美容院での白髪染めやヘアカラーなどの施術は時間がかかることも多いですし、お客様はずっと同じ姿勢で待つことになる可能性が高いです。

妊婦さんの場合はお腹の赤ちゃんが疲れてしまったり、足元が冷えてしまうなどの問題が起きやすいです。

他にもお腹がはってきたり、急に体調が悪くなったり、といったことが起きることもあります。

またお店の状況によっては、席を移動する必要があって、立ったり座ったりを繰り返すような可能性もありますので、所要時間やお店の状況にも注意が必要です。

美容師アドバイス|どうしても美容院に行きたい!そんな時に気をつけてほしいこと

  • カラー剤を根元につけないようにしてもらう
  • 美容院に通う頻度をいつもより空ける

アドバイス①|カラー剤を根ともにつけないようにしてもらう

なるべく頭皮にカラー剤をつけないようにしてもらう

先ほどもお話ししたように、妊娠中の身体は繊細なためカラー剤に反応する可能性があります。

一言でいいので、美容師に「頭皮につけすぎないようにお願いします」と伝えることも大切です。

頭皮につけなければ、カラー剤で荒れることもないですので安心してお願いできるはずです!

美容院でカラーすること可能なのは嬉しいわね!
今すぐ予約しようかしら!

ただ、白髪染めの場合は注意してほしいです!

白髪染めの場合は頭皮にベタっとつけないと染まりが悪くなる可能性が高いです。

白髪が染まりにくいこと、1本1本がしっかりしているので浮きやすいことが原因になります。

おすすめの染め方とすれば、顔まわりやトップなど目立つ範囲だけしっかり塗ってもらい、目立たないところはべたっとつけない方法になります。

しっかり塗りたいところは塗って、目立たないところは体調も考えて攻めすぎないのも大切です!

アドバイス②|美容院に通う頻度をいつもより空ける

妊娠中は大事をとって、少しでもヘアカラーの回数を減らす

妊娠中は、いつもより身体が繊細です。

1度カラーをして大丈夫だったとしても、次回なにもないとは限りません。

だからこそ、いつもよりヘアカラーの期間を空けていただくことがおすすめになります。

少しでも問題がないように子供を産んでほしいからね

妊娠中のセルフカラーはどうなの?|ヘアカラー、白髪染め両方ともおすすめしない

妊娠して外に出るの大変だから、セルフカラーで染めるのはダメかな?

リスクが高いので、セルフカラーはできればやめてください

市販のカラー剤は、誰が使っても全体をムラなく染めるために強めの薬剤が使われています。

肌への負担が大きいものが多いので、妊娠中の敏感な肌におすすめすることは難しいです。

また、先ほども解説しましたが根元にベタっとつけることはおすすめしていないので、塗り方にもこだわってほしいです。

妊娠中だからこそ、優しいカラーをできる美容院に行くことは必須だと思っています

どうしても家で染めたい!という人は、根元のプリンが気にならないように暗いベースに染めることもおすすめです。
白髪の場合は、この後紹介する染め方がおすすめになります。

妊娠中の白髪染めはカラートリートメントを使うことがおすすめ

カラートリートメントなら、安全に白髪も染めることが可能

妊娠中の白髪染めには、カラートリートメントの使用をおすすめします

カラートリートメントはジアミンなどの刺激の強い成分が含まれておらず、また鼻につくような強い匂いもありません。

なので、妊娠中で敏感になった肌や匂いつわりの心配などを考慮すると、カラートリートメントは妊娠中の白髪染めには特におすすめと言えます。

カラートリートメントには有害と言われるような化学物質などは含まれていませんので、妊娠中で特に影響が気になるという方でも、安心して使っていただくことができます。

まとめ|妊娠中の白髪染め、ヘアカラーは注意点が多いので気をつけて!

妊娠中のヘアカラーはしないほうがいいの?

リスクを理解していただいた上で、染めるなら過度な心配はしないでもOK

「妊娠中にヘアカラーしても絶対に大丈夫!」

なんてことは言えませんが、赤ちゃんに悪影響が出たり、母体がボロボロになることは基本的にはありません。

自分の身体と相談しながらになりますが、ヘアカラーすることを止めることはしません!

ただ、セルフカラーはやめてほしい。根元にカラー剤をベタっとつけないでほしいなど、注意してほしいポイントはあります。

理解していただいて、妊娠中のヘアカラーと向き合っていただければと思います!

-白髪ケア, 白髪の知識